内容紹介 |
漫画『キングダム』(原泰久・著)にはコミュニケーションの極意が秘められており、それこそが作品を魅力的にしている。 登場人物たちの何気ない会話などを取り上げ、そのポイントをコミュニケーションのプロである著者がわかりやすく伝授する。 原作ファンにとっては、あの名場面の「感動の理由」に納得し、 ビジネスマンにとっては、人間関係においてとても重要な「究極の視点」が学べる一冊。 ・主人公・信は、なぜ強いのか。 ・騰から学ぶ最強のNo.2論 ・コミュニケーションの達人・蒙恬の会話から学べる人間関係を円滑にする「フレーズ」 ・河了貂が羌瘣に放った、自己認識力を高める究極の質問。 ・信、嬴政、楊端和、蒙恬、王騎、藺相如……彼らが持つコミュニケーションに欠かせない、「究極の視点」とは? 【本文より】 『キングダム』の物語をこんなにも「美しい」と感じるのは、人間関係において大切な「信頼」や本書で紹介した「究極の視点」を登場人物たちが様々な形で見せてくれるからだと思います。 人は他人と関わることで、その人の目に映る自分を確認し、振る舞いや言葉をより良いものに変えていくことができます。 しかし、たとえ生身の人間と触れ合わなくても、美しいコミュニケーションが描かれている物語に出会えれば、そこに生きている人物から多くを学ぶことが可能です。 『キングダム』に出会った私は、そう実感しています。 【著者略歴】 馬場 啓介(ばば けいすけ) トラストコーチングスクール/マザーズコーチングスクール代表。法政大学法学部卒。米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィに入社。2009年、NPO法人トラストコーチングを設立。 これまでに全国、世界数カ国で2000名以上のコーチを育成。経済産業省や多くの企業では人材育成を担当している。近年、教育事業にも力を入れ、現在300を超える園・小中学校に研修や授業を提供。 全国20箇所以上の県や市で精力的に講演を行っている。主な著書に『目標達成の神業』(かざひの文庫)、『なぜか好かれる人の「わからせる」技術』(サンマーク出版)、絵本『鏡の中のぼく』(NPO法人トラストコーチング)などがある。 【章立て】 序章 なぜ『キングダム』はコミュニケーションの最良の教科書なのか 第一章 主人公・信から学ぶコミュニケーションの視点 第二章 高い自己認識力がもたらすワンランク上のコミュニケーション 第三章 『キングダム』に秘められた究極の視点 第四章 「想定外の視点」と「最強のコミュニケーション力」 |