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最強のNo.2

著者 曽山哲人
発売日 2013/4/12
ISBN 978-4-7993-1311-4
分類
内容紹介 曽山哲人 38 歳。 真面目キャラを意識した“普通”の新入社員。結果もいつも“そこそこ”だった。「突き抜けたい」と思い、試行錯誤を重ねた私は、会社で成果を上げるために「No.2」を極めることで、自分の仕事をつくっている。 この本は、厳しいと言われる時代を素直かつしたたかに生き抜くための曽山哲人の「サバイバル・マニュアル」だ。 (本書の一部) よく言われていることだが、日本経済全体の成長率が下がり、年功序列などの人事制度の問題が明らかとなっている時代、会社に所属しているだけで将来安泰という保証は、確かにどこにもない。 でも、厳しい時代において、あらゆるものが淘汰されるからこそ、そこにチャレンジができる余白が生まれ、やりがいのある大きな仕事ができるというのも事実。個人の成長が、直接会社の成長に大きな影響を与え、社会に大きな貢献をすることができるチャンスがあるのだ。多くのことはひとりでは成し遂げることはできない。しかし人材や資本など、会社のリソースを 120% 使えば、より大きな成果を出せる可能性は十分ある。最初は普通のサラリーマンであっても、経営者や役員になって会社をつくっていくこともできる。 少し大げさに言えば、大きな変化の時代、一人の社員が会社の歴史を変え、社会を動かすことだってできるのだ。かつてないほどチャンスに溢れた時代だと私は思う。 会社は一人では成し遂げられないような大きなことを仲間と実現するための場所だ。会社で働くことがこんなにも面白い時代に、会社に使いつぶされてしまうのはもったいない。そうならないために、素直さに加えて身につけたいのがしたたかさだ。 感情を切り離して、自分が出すべき成果に愚直なままに進んでいける強さ。「したたかさ」を漢字で書くと「強かさ」。私はこの言葉を、「粘り強さ」や「しぶとさ」として定義している。

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