内容紹介 |
いま、社会で求められているのは、 “問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)" つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、 思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、 長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、 「考える力」を養うために必要な力―― 「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の 3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 本書を読めば、「考える力」は訓練次第で 誰にでも身につけることができるのだと自信が持てるはず。 発想力で差がつく時代だからこそ、 考えることが苦手な学生、社会人は必読の一冊です。 もくじ はじめに 予講 「考える力」とは何か 「考える」能力は「頭の良さ」と同じではありません ~ きちんと「考える」ことで、潜在的な問題意識を引き出せ 他 第1講 「問題を見つける力」を身につける! まず、「問題を見つける力」を養おう ~ 問題の核心を浮かび上がらせる「地図メソッド」を活用する 他 第2講 「解く力」を身につける! 創造的な問題を解く方法は、自ら編み出すしかない ~ 「分かってるつもり」と「知ってるつもり」は落とし穴 他 第3講 「諦めない人間力」を身につける! 諦めず最後まで考え続ける ~ 正解にたどり着けるのは100回エラーを繰り返せる人だけ 他 第4講 考えることは創造すること マニュアルの時代から創造する時代へ ~ 失敗から得られるものと恐れない勇気 他 おわりに |